前回の記事では公式サークル参加人数から
想定の会員数を算出してみました。
モバゲー公式サークル参加人数ランキングと想定会員数
こちら、思った以上に反響がありました。ありがとうございます。
ところが、記事内容ではなく下記の表だけが出回っているようです(汗)
想定会員数一覧
記事には記載しておりますが、誤解のないよう申し上げますと、
ゲームごとに参加率が違うのは理解しています。
ところが、それを考慮すると想定の会員数を
算出するのが困難になりますので、一律で計算しました。
あくまで想定ですのでご了承ください。
個人的には公式サークルの参加率は、
・ゲームの盛り上がり度(アクティブ率)
・ゲームのジャンル(内容)
が大きく起因していると思います。
さて、ここからが本題です。
2月のモバゲー月間ランキングと公式サークル参加人数の
比較をしてみました。
■モバゲーランキングと公式サークル参加人数の比較

(クリックすると拡大します)
比較をして、いくつか気付いた点があります。
・全体ランキングは女性ランキングに近い
⇒女性の方が課金する!?
・公式サークル参加ランクもどちらかと言えば
女性のモバゲーランクに近くなる
⇒女性の方がサークル参加率が高い!?
・TOP5を狙うには性別関係なく受けるゲームにする必要がある
⇒月間ランキングTOP5のうち4タイトルは男女ともにランクインしています。
・ターゲット(男性向け女性向けなど)を明確にすれば
会員数が少なくてもマネタイズできる。
⇒例えばサークル参加ランクでは34位のスイーツコレクションですが、
女性ランキングで17位になっています。
・モンスタートラップはオープン化した後にリリースしていたら
ランク入りできなかった可能性が高い。
⇒怪盗ロワイヤル、海賊トレジャー、ホシツクはランキング上位をキープしているが、
モンスタートラップはすべてのランキングで圏外となっている。
これからますます競争が激化するソーシャルゲーム。
ゲーム業界からの参入も増えています。
コーエーさんも信長の野望をモバゲーで提供すると発表したばかりでしたが、
早くもティザーサイトをオープンし、事前登録を開始しました。
http://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20409526,00.htm?ref=rss
大手にしてはかなりフットワークが軽いなと思ったのですが、
これを本気でソーシャルゲームに取り組んでいると捉えるか、
逆にソーシャルゲームを軽んじているのかはゲームをやってみないと
分かりません。
最近、毎日のように「○○がソーシャルゲームに参入!」などのニュースを
耳にしますね。とりあえず儲かりそうだからという理由で参入すると
痛い目を見るかもしれません。
次回はゲームジャンルごとの盛り上がり度について調べる予定です。